インタビュー
都会に出てみて故郷の魅力を再確認!
家族との掛け替えのない時間を大切に。
【レジャー】
角田 希未子 さん
経 歴:新見市出身・専門学校卒・東京都からUターン
勤務先:新見千屋温泉 いぶきの里(飲食課)
入社年月:2021年7月
趣味・特技:カラオケ、散歩
家族構成:父・母・祖父
アニメ声優や舞台役者の夢を追いかけ、大阪の専門学校を卒業し東京で頑張っていましたが、両親の勧めもありいずれは地元に帰ろうと考えていました。そんな時コロナ禍となり、「家族と暮らしたい」気持ちが強まったので帰郷を決意。ちょうどタイミング良く、千屋温泉がリニューアルオープンするということで、志望しました。
レストラン等でのお客様への料理の提供を中心に、食材の仕入れや店内ポップの作成を行っています。東京では10年近く、カラオケ店で接客業務を担当し店長もしていたので、その経験が活かされています。「美味しかったよ!」「ありがとう!」と言って頂けた時に、やりがいを感じますね。
レストランでお客様からの注文を受ける、笑顔がステキな角田さん。
両親の畑仕事を手伝ったり、近くの山に山菜採りに行ったりしています。県外に出ていた10年ほどは、こうやって自然の中で過ごすことがなかったので、大好きな家族との時間を楽しんでいます。また、よく近所を散策するのですが、いろんな発見ができるのでおもしろいです。
都会では、仕事でもプライベートでも、時間の流れがとても速く、常に何かに追われながら生活していたように思います。それに比べ、新見では地に足をつけて暮らせている感覚がありますし、子供の頃にはできなかった経験をしたり、行けなかった場所を訪れたりして、毎日がとても新鮮です。
休日には友人たちと、お店巡りを楽しむことも(右から2番目)。
空気がおいしかったり、星がきれいだったり、都会にはない田舎ならではの魅力を実感しています。また、東京には同じようなチェーン店が多いですが、新見には個性的なお店が多く、新しい店舗もできていたりするので、毎回新たな驚きを発見して楽しんでいます。「懐かしいのに新しい」そんなところが好きですね。
この職場でずっと働きながら、プライベートでは、自分自身の家庭菜園を持ち、そこで珍しい野菜づくりをいろいろと試してみたいです。この地域では、こんにゃくを手作りしたり、お餅も自分たちでついたりしますが、その方が断然美味しいと感じます。私も「作る」ことを楽しめる人になりたいです。
東京にいた頃、「帰る場所がある」ことを本当にありがたく感じていました。ここ新見には、温かい人が本当に多いです。人と人との距離が近いので、どんな時でも相談しやすく、仕事で悩むことも少なくなりました。都会がしんどくなったら、無理をせずに田舎に帰ってきてくださいね。