最もやりがいを感じるのは、携わったスクープで社会を動かす瞬間です。私が書いた記事に対する反応から、多くの人に言葉が届いたという手応えを感じられるのも、やりがいの1つと言えます。豪雨災害などで流通網が寸断されそうな時にも、ローカル紙ならではのきめ細かいネットワークにより、必要な人に必要な情報を届けています。「我が町・新見が少しでも暮らしやすくなるように!」と願いを込めながら作る紙面は、この地域に一体感を創り出し、課題解決を後押しする―そんな役割を担っています。例え、焼け野原に立たされたとしても、その日からペンを握り、町を再興に導くのが新聞社(新聞記者)の生き様だとも思っています。